Blue Prism 6.5.1：2019年7月

バージョン6.5に導入された、コントロールルームの［キュー管理］ペインにある［タグ］と［リソース］の列にカスタムフィルターが適用されない問題が解決されました。

以下の変更が導入され、スタジオでオブジェクトとプロセスを開くときのパフォーマンスが改善されました。

• データベースの呼び出し回数が減りました。
• XML圧縮がアプリケーションサーバーに導入されました。

インタラクティブクライアントで接続を変更すると、許可キャッシュが再読み込みされるようになりました。これにより、同じバージョンのBlue Prism上の別の既存のデータベースに移行するユーザーが、データベースに関連する外部キー制約エラーを経験することがなくなります。

リソース接続が正常に閉じられなかったために発生していたポート枯渇エラーに対処するために、接続の管理が強化されました。この問題では、ポートが利用できなくなり、インタラクティブクライアントとスケジューラーがランタイムリソースに正常に接続できなくなっていました。

セッションの終了時にワークキュー項目がロックされている場合、クリーンアッププロセスが自動的に再試行を生成し、再試行制限を超えなかった場合には、再処理するアイテムをスケジュールするようになりました。

これには、Blue Prismの6.5より前のバージョンの機能が反映されています。バージョン6.5では、bg-598でこの動作を変更し、こうしたアイテムは例外としてマークされるが、再試行を生成しないようになりました。

アクションステージをプロセスに追加するときに、［アクション］ドロップダウンから選択すると、アクションを選択する前にステージ名を入力しない場合に、Blue Prismが応答しなくなる問題がなくなりました。

この問題は、データベースに多数のオブジェクトが含まれるアプリケーションサーバーに接続されたクライアントに影響し、プロセススタジオのインスタンスでアクションステージが初めて開かれたときにのみ発生しました。

Blue Prismをバージョン6,5にアップグレードすると、以前のデータベースのアップグレードが失敗し、トランザクションがロールバックされた場合に、主要な制約エラーを引き起こす可能性があります。この問題は解決されました。

オブジェクトとプロセスが、その後削除されたプロセスを参照した場合に、開かない問題が解決されました。

ユーザーに実行の許可がないビジネスオブジェクトをプロセスが参照する場合に、ユーザーはコントロールルームでプロセスを実行できなくなりました。